【成人式】当日や前撮りで親の服装はどうすればいい?

2025.07.28
成人式の振袖の準備

成人式は、成人を迎えた若者が大人としての新たな第一歩を踏み出す大切な節目です。親御様にとっても大切に育ててきたお子様の成人式は特別な日であり、式典や前撮りに付き添う予定をしている方もなかにはいらっしゃるのではないでしょうか。お子様の成人式や前撮りに付き添う場合、親御様も保護者としておめでたい場にふさわしい服装を心がけたいものです。
そこでこの記事では、成人式に出席する親御様の服装を基本からシチュエーション別に分けて紹介します。お子様の成人式を控えている親御様はぜひ参考にしてください。

成人式に出席する親の服装はフォーマルを基本に

成人式に親が出席する際の服装は、「訪問着・色留袖」「フォーマルスーツ」「ワンピースドレス」といったフォーマルな装いが基本です。ご自身の好みや成人式の雰囲気、お子様の意見も取り入れながら決めるとよいでしょう。大切なのは成人式の主役であるご本人様が引き立つように、落ち着いた雰囲気の服装を選ぶことです。

訪問着・色留袖

お子様が和装での出席ならば、親御様も着物をお召しになることで統一感が生まれます。
訪問着は年齢や結婚の有無に関わらず、フォーマルシーンからカジュアルシーンまで幅広く対応できる着物です。特徴は、裾や袖、肩など縫い目をまたいで柄が流れるように描かれています。古典柄やモダン柄など、柄のバリエーションも豊富です。
色留袖も年齢や結婚の有無に関わらず着用できますが、礼装としてみると訪問着より格上です。柄は上半身が無地で、裾にだけ柄が描かれているのが特徴で、吉祥文様や有職文様などおめでたいものが多く描かれています。
訪問着・色留袖は和装ならではの華やかさがあり、成人式に出席する親御様の装いとしてぴったりです。ただし、主役はあくまでもお子様のため、華美になりすぎないよう注意が必要です。
例えば、お子様が着る振袖は赤や青など色鮮やかなデザインが多いため、お母様が着る訪問着・色留袖はクリーム色や薄いグリーンなど淡い色が適しています。髪型は低い位置でまとめ、派手な髪飾りは控えるなど、落ち着いたヘアスタイルを心がけましょう。

フォーマルスーツ

フォーマルスーツは、冠婚葬祭や式典など格式高いシーンで着用するスーツのため、成人式に付き添う親御様の服装としてふさわしい装いです。

母親の場合、成人式の主役であるお子様が引き立つように、ネイビーやグレー、ベージュなど落ち着いた色合いのフォーマルスーツがおすすめです。スカートタイプはエレガントで華やかさを演出し、パンツスタイルはスタイリッシュに見せてくれます。襟が付いていないノーカラージャケットやツイード生地は、フォーマルながらもデザイン性をプラスしてくれます。アクセサリーはパールのネックレスやイヤリングなど、控えめなデザインを選びましょう。

父親の場合も母親と同様に、ブラックやネイビー、グレーなど落ち着いた色合いのフォーマルスーツが適しています。華やかさをプラスしたい場合は、ポケットチーフに明るいカラーを取り入れたり、ラペルピンやカフスを付けたりするのがおすすめです。

ワンピースドレス

フォーマルスーツや着物よりカジュアルに装いたい方は、ワンピースドレスがおすすめです。色はネイビーや黒が王道ですが、ライトブルーやグレーなどは肌を明るく見せる効果があり華やかさもプラスできます。また、締め付けが少ないため着心地も良く、体型カバーも両立できる点がワンピースドレスのメリットです。
ワンピースドレスはデザインや色のバリエーションも豊富ですが、露出の多いデザインや派手な色や柄物は目立ちやすいため成人式に適していません。お子様の晴れ姿が引き立つように、品のあるデザインや色を選びましょう。

【シチュエーション別】親の服装

成人式に出席する際の親の服装はフォーマルな装いが基本ですが、式典以外の場ではシチュエーションによって服装を変えましょう。ここでは、前撮りや記念撮影に付き添うときと、成人式会場に送迎だけする場合の親の服装について紹介します。

前撮りや記念撮影に付き添うとき

近年では、成人式当日に慌ただしくならないように、前もって写真撮影を済ませる前撮りが主流になっています。お子様の晴れ姿を撮影したり写真を選ぶ時間は、親御様にとっても貴重な思い出の時間です。

撮影がお子様だけのプランでも、手持ちのスマートフォンやカメラで記念撮影することもあるでしょう。そのため、普段着ではなくワンピースドレスやフォーマルスーツなど上品な服装を選ぶのがおすすめです。正式な服装にこだわらず、少しカジュアルにしたい場合は、きれいめのワンピースやジャケットを羽織るだけでもフォーマル感が出ます。

家族みんなで撮影するプランの場合は、成人式に出席するのと同じく「訪問着・色留袖」「フォーマルスーツ」「ワンピースドレス」の中から選びましょう。訪問着・色留袖を着る場合は、お子さんの振袖とかぶらない淡い色を選ぶと写真映えします。成人式当日は動きやすさを考慮して洋装にする方も、前撮りでは普段なかなか着る機会のない訪問着・色留袖を着るのもおすすめです。

成人式会場へ送迎だけするとき

成人式に出席せずに会場へ送迎だけする場合は、私服で問題ありません。とはいえ、お子さんのお友達と会ったり保護者と再会したり、シチュエーションによっては突然記念撮影をする可能性もあります。
部屋着のような服装ではなく、身なりを整えた服装を心がけましょう。また、ボサボサの髪やノーメイクは避けて、写真に残っても困らないよう身だしなみを整えることが大切です。
多くの自治体では、1月の第2月曜日に成人式が行われます。寒さ対策も含めて父親の場合はジャケット、母親の場合はきれいめのコートを羽織るだけでもフォーマル感のある雰囲気になります。

そもそも成人式に親は付き添っていいの?

成人式は、成人を迎えた若者たちを祝福する式典です。親御様としては、お子様の晴れ姿を写真に収めたり、普段なかなか会えない親同士で再会したり、成人式に付き添う方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、成人式に親御様が出席できるかどうかは自治体によって異なります。多くの自治体では親御様の出席は可能で、中には「晴れ姿を写真に残したい」「新成人を祝福したい」という親御様の気持ちに応えて、同伴席が設けられている自治体もあります。一方で、会場の収容人数や感染症対策の問題から人数制限や新成人のみの出席としている自治体もあるため確認が必要です。また、成人式に親御様が付き添うことを「恥ずかしい」「嫌だ」と思うお子様も中にはいるかもしれません。1番大切なのはお子様の気持ちですので、付き添いについては事前に話し合い、お子様の意見を尊重しましょう。

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