ママ振袖で小物は何が必要?確認しておくべきことも紹介

家族とのつながりを感じて、絆を深められるママ振袖。振袖の購入・レンタルの費用を抑えられるメリットもあり、成人式にママ振袖を着る方は少なくありません。
ママ振袖の着こなし方や小物を上手に活用すれば個性と品のあるスタイルを楽しめます。
そこでこの記事では、ママ振袖を素敵に着こなすために揃えたい小物や、確認しておくべきポイント5つを紹介します。
ママ振袖に小物は何が必要?

ママ振袖は、小物のコーディネートにより自分らしいスタイルを表現できることが魅力です。以下では、ママ振袖と合わせるのに必要な小物をまとめました。
| 小物の名前 | 使い方 |
| 髪飾り | 顔周りを飾るアクセサリー。つまみ細工、かんざし、ドライフラワーなど伝統的なアイテムから、水引や金箔など近年のトレンドまでさまざまな種類がある。振袖の柄と統一感を持たせるコーディネートがおすすめ。 |
| ショール | 衿元に巻く、ふわふわとした羽毛や毛皮のこと。防寒と装飾のアクセントを目的に使われ、華やかな雰囲気を出せる。素材にはフォックスなどのリアルファーや、フェイクファーなどが用いられることが多い。 |
| 長襦袢(ながじゅばん) | 肌襦袢の上、振袖の下に重ねて着るもの。白や淡いピンクなど薄い色が用いられる。振袖に汗や皮脂汚れがつかないようにするほか、着付けの仕上がりを良くする効果がある。 |
| 半衿(はんえり) | 長襦袢の地衿の上に重ねて縫い付ける布。振袖と長襦袢の汚れを防ぐ。半衿と長襦袢の地衿の間に衿芯を差し込むことで、衿元のシルエットがより美しくなる。半衿には柄入りのものもあり、市松模様や花柄模様のものを選ぶと顔周りを華やかにできる。 |
| 重衿(かさねえり) | 着物の衿に重ねてつける小物。衿元から5mm程度見えるだけで全体の印象が引き締まり、重ね着をしているようにも見える。特に、振袖のベースカラーともう1色で構成されているシンプルな2色タイプのものが定番で人気。また、ラインストーンが縫い付けられているものは今風な雰囲気を演出できる。 |
| 帯締(おびじめ) | 帯の中央で結ぶ紐のこと。帯を固定して着崩れを防ぐだけでなく、帯周りの装飾としても使われる。近年では、多色使いやビーズなど装飾性の高いものが人気。 |
| 帯揚(おびあげ) | 帯枕や紐を隠し、帯の形を綺麗に整える役割がある。帯の上に少し覗くだけで着物と帯の間に彩りや表情が加わり、より華やかな印象になる。振袖との統一感を持たせるコーディネートがおすすめ。 |
| 草履(ぞうり)・バッグ | 草履とバッグは、帯や他の小物と同じく全体の調和を生む大切なアイテム。草履とバッグの色柄を合わせるとコーディネートに統一感が生まれ、より洗練された印象になる。また、カラーやトーンを合わせることで今風なデザインのバッグや、カラフルな草履とのコーディネートも可能で、より個性を出せる。 |
ママ振袖は、事前に小物の不足がないかを確認しましょう。わからない場合は、振袖専門店に確認するのもおすすめです。
ママ振袖で確認しておくべきこと
成人式でママ振袖を美しく着こなすためには事前のチェックが大切です。
ここでは、成人式や前撮り当日のトラブル・後悔を防ぐために押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
①シミや汚れがついていないか
長期間の収納により、ママ振袖にシミや汚れが固着しているケースはよくあります。
一見問題がなくても、細かい部分に汚れがついていることは少なくありません。特に、衿元や袖の下部分(袖底)、膝あたり(上前)に汚れが付着しやすいです。
また、ほつれがないか、防虫剤やカビの臭いがしないかなども含めて、振袖に傷みや変色など気になる点がないかを確認しましょう。
長期間のシミや汚れが付着した振袖は、自己ケアが難しくなります。無理に自分で対応せず、専門店、呉服店やクリーニング専門店に依頼しましょう。なお、クリーニング専門店での振袖の丸洗い料金は1万円程度が目安です。
ただし、シミや汚れのつき方によっては完全に落としきれない場合があります。その際は、最新のデザインを気軽に楽しめるレンタル振袖を活用するのもよいでしょう。
②サイズが合うか
ママ振袖のサイズが、お子様に合わないことが少なくありません。お子様とお母様で身長や体型差が大きい場合には、仕立て直しが必要になります。
仕立て直しには、2〜6ヶ月の期間が必要です。依頼が遅れると成人式や前撮りにも支障をきたすため、早めに着装をし、身丈・肩裄・身幅の3点を確認しましょう。振袖専門店や呉服屋を利用すると、サイズの確認や調整がスムーズです。
③小物が揃っているか
小物類に足りないものがないか、シミや汚れがないかを必ず確認してください。特に足袋や半衿などの白を基調とした小物は経年により黄ばみが発生しやすいため、汚れの有無を確認しましょう。
小物が揃っていない時やデザインが好みでない時には、レンタル小物で印象を変えるのもおすすめです。
④着付けやヘアメイクの予約
振袖の準備で忘れがちなのが、着付けやヘアメイクの予約です。スタジオ併設の振袖専門店には、成人式のママ振袖の持ち込みが可能な店舗とそうでない店舗があります。ママ振袖を持ち込む場合、遅くとも半年前までに予約しましょう。
予約を忘れてしまった場合は、全国1900カ所で着付けやヘアメイクを受け付けているジョイフル恵利のほか、出張の着付けサービス、美容院を利用するとよいでしょう。
⑤前撮りの有無
成人式当日に限らず、前撮りをするかどうかを事前に必ず決めておきましょう。成人式当日は式典の出席や友人との交流などで撮影時間の確保が難しくなります。そのため、成人式よりも前の日程で前撮りを済ませるのがおすすめです。前撮りのベストシーズンは、成人式前年の3月から6月にかけてになります。
前撮りの場合、ママ振袖のクリーニングや仕立て直しを早めに済ませる必要がある点に注意しましょう。
なお、ジョイフル恵利では前撮りではママ振袖を着用し、成人式当日は好みの振袖をレンタルすることも可能です。前撮り・成人式当日それぞれの振袖について、忘れずに整理し、必要であれば早めに準備しておきましょう。
成人式にママ振袖を選ぶならジョイフル恵利がおすすめ

ジョイフル恵利のママ振袖プランでは、コーディネートのアレンジから当日の着付け・ヘアメイクまでをサポートできます。ママ振袖プランの流れは以下の通りです。
振袖点検では、サイズの確認や小物が不足していないかをプロが確認します。
選べる小物の点数は2000点以上で、伝統のデザインから流行のデザインまで選べます。ご自宅の近くの店舗を全国各地から選ベるため、当日の移動もスムーズです。
Webでの来店予約はこちらから承っております。家族の想い出が詰まったママ振袖に丁寧な準備を重ねて袖を通せば、きっと忘れられない素敵な成人式になるでしょう。