成人式の振袖にで必要な小物はたくさん!種類や用途もをご紹介します

2024.08.06
成人式の振袖の準備

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人生に一度きりの成人式ではオシャレな振袖を着たいですよね?振袖を着るためには着物が必要ですが、それ以外にも着付けや装飾用の細かい小物も必要です。しかし、「どのような小物を用意すればいいのか分からない!」という方は多いのでは?

そこで今回は、

・成人式の振袖の着付けや装飾に必要な小物の種類
・各小物の役割や使い方
・小物はレンタルと購入のどちらがお得?

など、振袖の小物に関する疑問についてお答えいたします。

成人式の振袖の着付けにはどんな小物が必要?

成人式で振袖を着ていくためには着物だけではなく、着物の下に着用する下着類や着付けに必要な小物がいります。

振袖の下に着る下着類も用意しよう

振袖の下には、裏側の汚れ防止や通気性・保温性を確保するために下着類を着用します。

肌襦袢・裾よけ
着物スリップ 肌の上に直接着用する肌着です。汗を吸収してくれたり、保温効果があったりと、汚れ防止や快適な着心地を保つために着用します。
肌襦袢は上半身に、裾よけは下半身に着用する小物です。着物スリップは上下が一体となったワンピースのような見た目をしています。
長襦袢・半衿・衿芯 長襦袢は振袖のすぐ下に着用するもので、振袖の衿や袖口から少し見えるため、振袖を美しく着るためにも重要なアイテムです。振袖の裏の汚れ防止にも役立ちます。
長襦袢には半衿を付けます。衿元の汚れを防ぐほか、最近では刺繍入りの可愛い半衿もあり衿元を華やかに飾る方もいます。
衿芯は長襦袢の衿に通し、衿の形を美しく形を整えるために使う小物です。
足袋 指を入れる部分が親指と他の指の2つに分かれている小物です。振袖など、礼服や正装を着用する際は白い足袋を履きます。履き心地や見た目を左右するので、自分にピッタリなサイズを選びましょう。

着崩れ対策に腰ひもやコーリンベルトも用意

下着類や着物は固定させないと簡単に着崩れてしまいます。着崩れ対策に使われる小物には、腰ひもやコーリンベルトがあります。

腰ひも 長襦袢と着物を固定するためのひもです。長襦袢用に約1~2本、着物用2本の合計3~4本ほど用意しましょう。
コーリンベルト 伸縮性のあるゴムひもの両端にクリップが付いたベルトで、腰ひもの代用に使えます。上前の衿先と下前の衿先をクリップで挟み、襟元の着崩れを防止できます。
伊達締め 長襦袢や着物の着付けの仕上げに巻き付ける下帯です。最低でも2本用意必要です。伊達締めで締めることにより、おはしょりや衿が綺麗に整われます。

振袖では帯も重要ポイント!

振袖を着る場合、帯を締める際も色々な小物を使用します。

丸帯 帯の中では最も格式が高い高級品で、花嫁の婚礼衣装として用いられています。重い上に大きいので成人式用にはやや不向きなため、成人式の振袖ではほぼ使用していません。
袋帯 幅約31cm、長さ4m17cm以上の裏面が無地の帯です。振袖はもちろん、ほとんどの着物に使われている一般的な帯です。振袖着用時には、豪華な変わり結びができます。
前板・後板 前板・後板は、帯の前後に使う小物です。締めた時にシワを作らないようにするために使われます。
帯枕 帯結びのお太鼓を結ぶ際に、帯山に立体感を出すための小物です。ガーゼを巻いて使用します。振袖で使用する場合は、大き目で厚めのタイプが華やかな帯結びができるのでおすすめです。
三重ひも 中心が三重になっているゴムひもです。帯を華やかな形に結ぶために使います。

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成人式の振袖を華やかにする装飾・和装小物とは?

成人式で着る振袖を華やかにするためには、装飾小物や和装小物が必須です。

装飾小物で振袖の見栄えを引き立てよう

装飾小物は、振袖の見栄えをより引き立ててくれるアイテムです。

帯揚げ 帯と着物の間に使う小物で、帯が下がってしまうのを防止する役目があります。帯からチラッと見えるので、振袖や帯の色柄に合うものを選ぶと華やかさが増します。
帯締め 帯の中央で結び引き締めるための小物で、装飾の役割もあります。こちらも振袖や帯の色柄に合わせて選びましょう。
重ね衿 長襦袢と着物の間に付け、襟元にアクセントを与える小物です。色々な色や、パールやストーンなどが付いたオシャレなものもあるので、組み合わせ次第で振袖に個性をプラスできます。
髪飾り かんざしや花飾りなど色々なタイプがあります。振袖やヘアスタイルにマッチした自分好みの髪飾りを選びましょう。

振袖や帯に合わせて草履・バッグを選ぼう

和装では靴の代わりに草履を履きます。サンダルとは履き心地が違うので、足袋と同じく足の形やサイズに合ったものを選びましょう。草履のサイズはかかとから1cmほど出ている方が美しい着姿になると言われています。また、振袖は着物の中でも格式が高い第一礼装です。振袖に合わせる草履とバッグも同じ生地でセットになっている礼装用の草履バッグセットを選びましょう。

成人式なら寒さ対策にショールもおすすめ

地域によって成人式の開催時期に違いがありますが、多くは1月の第2月曜日に行われます。真冬の時期なので、寒さ対策にショールがあると便利です。

ショールは肩にかける小物で、成人式はふわふわとしたタイプが定番です。白のような明るい色だと顔周りも明るくなり、より華やかな印象を与えてくれます。

振袖の小物は購入とレンタルのどっちがお得なの?

振袖で使う小物は購入またはレンタルで用意できます。振袖の購入やレンタルでそれなりにお金がかかるので、できればコストを抑えて小物を用意したいと思う方は多いでしょう。実際、購入とレンタルではどちらがお得なのでしょうか?

小物のレンタルと購入の相場はどのくらい?

振袖用の小物をレンタルする場合、相場は1点あたり3,000~20,000円と金額に幅があります。重ね衿・帯揚げ・帯締め・草履・バッグ・袋帯・ショール・長襦袢・衿芯、それぞれに単価は異なりますので店舗で確認しましょう。ただし、素材や金糸を使ったデザインなど高級小物を借りる場合は、相場以上の価格になる可能性があります。

小物の単品レンタルがおすすめのケースは?

振袖の小物はレンタルできないものもあるため、購入+レンタルで揃えるとなると割高になってしまいます。しかし、すでに振袖を持っていて、足りない小物を用意するだけならレンタルでも金銭的な負担は少ないでしょう。

一方、結婚式やお茶会への参加など今後も振袖を着る機会がある、または誰かに振袖を譲る予定があるという場合は、振袖に合わせて小物も揃えておくとよいでしょう。

レンタルなら振袖と小物一式がおすすめ!

振袖をレンタルする場合は、小物も一緒に借りられるプランがおすすめです。最低限必要な小物を揃えているので、単品でのレンタルする手間を省けます。セット価格での提供となるため、単品で借りるよりもお得になるメリットもあります。

なお、振袖レンタルのお店ごとにプランに含まれる小物は異なります。一部の小物は個人的に用意が必要しなければならないので、よく確認した上で利用しましょう。

髪飾りは自分が好きなものを購入しよう

髪飾りは振袖店で購入でき、相場は約10,000円~15,000円です。髪飾りは衛生上の観点からレンタルは行っていない振袖着付け店が多いでしょう。ヘアスタイルに華やかさをプラスする装飾なので、自分が好きなものを選んで購入しましょう。

成人式の振袖に必要な小物まとめ

今回は成人式の振袖で必要となる小物類についてご紹介しました。各小物は振袖を綺麗に着るために必要であり、また振袖の色柄を引き立たせる装飾の役割を持つものもあります。用意しなければならない小物はたくさんあるので、成人式当日までに何が準備すればいいのか一度確認してみましょう。

ジョイフル恵利では、たくさんの色・柄・デザインの振袖をご用意しています。カタログやホームページからチェックできるので、ぜひお気に入りの振袖を探してみてください。

成人式向けに振袖と小物のセットプランもご利用いただけます。自分好みの振袖を選び、成人式という晴れ舞台を楽しんでいただけたら幸いです。

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